ほぼ青春18切符で行く日本一周!最速ルートを考える(5)
「日本一周最速ルートを考える」第5話です!
前回の振り返り
前回の3日目は高知県の宿毛市をスタートし、海を渡って鹿児島県の枕崎市まで進みました。
ようやく鹿児島まで来ました!3日で1/4も進んだと思うと順調に進めている気がします笑
これから待ち受ける東北や北海道がすんなり進めるとは思えませんが、このまま12日で名古屋まで帰ることができるのか…?と期待してしまいますね!
日本一周最速ルート4日目
振り返りは以上です。4日目は枕崎市からスタートしまして、このようなルートを考えてみました!
何がすごいって、日本一周にふさわしいバスの路線を見つけてしまったことです!!
前回は鹿児島駅から枕崎まで電車で進みましたが、今回は電車で鹿児島まで戻ることなくしっかり海沿いを回ることができています。
この路線は乗ったこともない上に見たことも聞いたこともないのですが、ルートとして取り上げてしまうともう乗ったことがあるような気がしてしまいますね笑
という訳でこの4日目は、熊本と佐賀を通って長崎へ入り、九州最西端の駅「たびら平戸口」で5日目が終わりました。
自分がした日本一周
前回お話した宮崎で終えた7日目から、8日目は熊本を通って佐賀へ、9日目は佐賀から佐世保と長崎市街を観光して博多まで行きました。
ここではJR九州の観光列車の話をしようと思います。
いさぶろう・しんぺい
宮崎から熊本へ入る時に、普段の普通電車とは違った観光列車に乗りました。具体的に言うと、肥薩線吉松駅と人吉駅を結ぶいさぶろう号と人吉駅と熊本駅を結ぶSL人吉号です。
今回はその中でも、吉松駅と人吉駅の間を走る観光列車いさぶろう号・しんぺい号を紹介します。
吉松駅と人吉駅の間には真幸(まさき)駅、矢岳駅、大畑(おこば)駅の3駅があり、その全ての駅に5分程度停車し、駅周辺を散策しながら楽しむことができます。
真幸駅は「真の幸せの駅」と書くように、幸運のスポットになっています!
矢岳駅付近から見えるのは日本三大車窓の1つ、矢岳峠の景色です。
以前に日本三大夜景の話をしましたが、日本三大車窓というものもあります!
大畑駅の駅舎には大量の名刺が貼られています。ここの駅舎に名刺を残すと幸運が訪れるとかなんとか…由来はわかりません笑
当時の自分は大学生で、名刺を持っていませんでした。何か代わりになる物はないか?!と探した結果、地元飲食店のクーポン券の裏面に名前を書いて残しておきました笑
吉松駅から約1時間半程で人吉駅に到着しました。4駅分としてはかなり時間がかかります笑
九州にはこのほかにも多くの観光列車が走っています。
「指宿のたまて箱」や「ゆふいんの森」など、写真を見るだけで旅行気分を味わえること間違いなしです!
以上、日本一周最速ルート4日目でした。
次回はたびら平戸口駅から5日目をスタートします!
ほぼ青春18切符で行く日本一周!最速ルートを考える(4)
「日本一周最速ルートを考える」第4話です!
前回は徳島駅がスタートでした。室戸岬でバスを下車せずに奈半利まで行き、電車に乗り換えて高知県の西の端・宿毛駅で2日目が終了しました。
さて、今回は第4話ということで宿毛駅から3日目を始めていきたいと思いますが、
- 高知県から四国を脱出して九州に行ける?行けない?
- 18切符超難関スポット・宗太郎峠越え
- かき氷のしろくま発祥の地
の3つをポイントにしてお送りしていきます!
進みが速すぎて自分の話が追い付かない・・・
この日本一周最速ルートの話をしているのは自分がした日本一周の話をするためでもあったのですが、四国から一気に九州へ出てしまったので4日間分は書かないといけなくなってしまいました。
とはいえ詳細に書くと長くなるので簡単に流れだけ載せておくと、
3日目は高知→窪川の道の駅→愛媛に入って宇和島で鯛めし→松山泊
4日目は松山→香川に入って観音寺の温泉&うどん→岡山に入ってデミカツ丼→広島に入って福山泊
5日目は福山→宮島の牡蠣小屋→山口に入って新山口付近の銭湯→下関でクジラ料理→福岡に入って小倉のマンガ喫茶泊
6日目は小倉→大分に入って別府の温泉→大分駅付近でとり天→宗太郎峠越え→宮崎に入って宮崎泊
という感じで四国から九州まで進みました。
自分で振り返ってみて思ったのですが、やっぱり移動と食事と風呂に入ることしかしてないんです笑
写真フォルダにもごはんと駅の写真しかありませんでした。電車に乗っていても宿の予約くらいしかやることがなかったので、変な駅名を見つけて面白がっていたみたいです。
最速ルート3日目
というわけで、3日目はこんなルートを考えてみました!
まず、前日の21時半に着いた宿毛駅から宿毛港へ移動します。そして0時半発の大分県佐伯へ向かうフェリーに乗ります。寝る時間はありません。寝る間を惜しんで四国を脱出することにします。
九州に上陸したら電車とバスで鹿児島県の枕崎まで進み、3日目が終了しました!
このルートの問題点が1つあるのですが、宿毛ー佐伯を結ぶフェリーは残念ながら2018年10月から運休となっています。Twitterで調べると資金難という話が出てきますが…一刻も早い運航再開が望まれますね!じゃないとこのルートが成り立たないので笑
そして佐伯までフェリーで来れたと仮定して、次に待ち受けるのは佐伯から延岡の間にある「宗太郎峠」です。
この区間は18切符が利用できる普通電車が1日3本しか走っていません。今回は運よく始発に乗れたので良かったですが、普通はこんな早い電車に乗ることはないと考えると…
18切符で特急に乗せてほしいランキングがあったら確実に上位に来ますね笑
最後にかき氷好きから一つ豆知識です。しろくまのかき氷は鹿児島が発祥なので、鹿児島に行かれる際は是非天文館通りにある”むじゃき”というお店に行きましょう!!!!
というわけで第4話は以上です。
ここで最後に”28日間”の規模感の話をします。ほぼ1か月なので、一見すると結構時間があるように見えますよね。それでも日本一周することを考えると、単純計算でも7日間で日本の1/4を進まないといけないんですよね。これを実際の自分の日本一周に当てはめてみると名古屋駅がちょうど日本の真ん中にあるので、沖縄を抜いて一周したことを踏まえても7日後には鹿児島あたりにいないとダメだということになります。それでは一体、四国には何日使えるでしょうか?!約1/3の2.5日くらいは使えるのかなと考えたのですが、結局上で書いたようなスピードで移動しなければいけません。28日は何と短いのでしょうか…
次回の第5話は枕崎からスタートします!
ほぼ青春18切符で行く日本一周!最速ルートを考える(3)
「日本一周最速ルートを考える」第3話です!
前回は名古屋駅から出発して紀伊半島を回り、和歌山市に入ったところで船に乗り換えて徳島に到着して野宿する、というところで1日目が終わりました。
というわけで、今回の第3話では
- 東京から行くのに1番時間がかかると噂の場所が四国にある??
- 四国を一周するベストな方法
の2つにスポットを当てながらを2日目を進めていきたいと思います。
ちなみに自分が一周していたときの2日目は、白浜から神戸の三ノ宮まで行きました。
この日は白浜を一切観光せずに電車へ乗り込み、和歌山ラーメンと道頓堀での食べ歩きを挟んで最後は三ノ宮駅でお好み焼きを食べたようです。食べて電車に乗っているだけなら、もっといいプラン考えるべきでした😂
そしてさらに3日目は三ノ宮からバスで淡路島へ渡り、徳島まで行ってから電車に乗り換えてそのまま高知市へ行きました。この日もまた移動の日だったらしく、淡路島から高知まで合計すると7時間以上座っていたようです!
ちなみにですが、淡路島にバスで立ち寄ってもイオンに寄れるくらいで何もできません!この時の淡路島ではイオンに行ったこととコンビニでコーヒー牛乳を手に入れたことしか記憶にないという悲しさ…
というわけで本題に入りまして、2日目はこんなルートを考えてみました!
徳島駅から出発します。そして甲浦(かんのうら)駅でバスに乗り換えて、室戸岬を横目に海沿いを回ります。奈半利(なはり)駅から電車に乗り換えて、高知駅で降りることなく宿毛(すくも)駅にて1日が終わりました。四国の左下の出っ張り付近です!
ちなみにですが、この四国の左下にある出っ張りを足摺岬と言います。何故かは分かりませんがこの足摺岬には「東京から公共交通機関を使って行ける1番時間がかかる場所」という噂があるんですね!
(小笠原諸島の父島は東京から船で24時間かかりますが…)
羽田空港から高知へ飛び、特急とバス2回を乗り継いでようやく足摺岬に着くのですが、ざっと見積っても6時間はかかります。
そう考えると国内にある遠い場所というのは、意外と飛行機ですぐに行けてしまうかもしれませんね?
そして今回お話するのは、四国のベストな回り方です。
四国ってなかなか行かないので、どうせ行くなら一回で一気に回りたいですよね。
愛媛の道後温泉、香川の讃岐うどん、高知のひろめ市場、徳島の弁天山(日本一小さい6mの山)など各県に見所(?)はあるのですが…この4県ってそれぞれが結構遠いんです!
高知から松山や徳島から高知へは特急列車で行こうとしても乗り換え無しでは行けません。しかも普通電車ならなおさらで、今回のルートからもわかるようにかなりの時間と乗り換えが必要なのです。
というわけで今回紹介したいのが…
「JR四国のバースデイきっぷ」です!!
誕生月なら3日間特急列車に乗り放題で9500円で、しかも友達1人まで同じ切符を買うことができます。レンタカーでの移動もありですが、電車を使って複数の県を一気に回りたい時にはこの切符をお使いください🙌
・徳島⇒高知:5500円
・高知⇒宇和島⇒松山:7000円
・松山⇒高松:5500円
4県を電車で回ると合計18000円!
以上で第3話は終了です。
次回は宿毛駅から一気に九州へ入りたいと思いまーす!
ほぼ青春18切符で行く日本一周!最速ルートを考える(2)
「日本一周最速ルートを考える」第2話です!
第1話では
観光をしない
普通電車、バス、フェリーが使える
という条件を決めました。
そして今回の第2話では、名古屋駅から1日目をスタートさせて西側へ進みたいと思います!
この回でお伝えしたいことは
- Yahoo!の乗り換え案内は電車とフェリーの乗り換えを合わせて検索できる
- 近畿はフェリーでショートカットできる
の2つです。ただ、四国まで行けると言っても一周することが必須条件なので、だいぶムダな移動をしています。本当は四国ならバス1本で行けますし、何なら熊本までも夜行バスで行けるので何とも言えません…
ちなみに実際に自分が一周したときの1日目は、7時発くらいの関西本線で三重を南下し、亀山で紀勢本線に乗り換えて和歌山県の白浜まで行きました。この日は昼ごはんで紀伊長島駅近くの深海魚丼を食べましたが、それ以外に観光しなかったせいで9時間くらい電車に乗っていた覚えがあります笑
というわけで実際に考えたる1日目の最速ルートはこちら!
(フェリーにも対応しているYahoo!乗換案内、大変素晴らしいです🙆♂️)
このルートですが、かなりのローカル線なので1本逃すと平気で1時間以上待つくらいかなり大変なことになります。
そして、今回のポイントとなったフェリーでのショートカットです。最後に出てくる和歌山から徳島へ抜けるフェリーの航路を後から知って、日本一周で使えるのでは…と思っていたのですが、見事にハマりました!自分でやっていた時にも使えば良かった〜と後悔しています。
そして、この行程で心配なことが2つあります。
1つ目は徳島への到着時刻の遅さです。23時55分に港へ着くようですが、こんな時間まで受付が空いている宿泊施設が果たして徳島にあるのでしょうか?!
自分にはわかりません、もしかしたら駅で野宿コースですね。
2つ目は、晩ごはんの時間が完全に無いことです。昼は新宮の乗り換え待ちで大丈夫そうですが、晩ごはんもそこで調達することになりそうです。
と言うわけで1日目は以上で終了です!
2日目はおそらく野宿明けであろう徳島駅から出発します。
日本一周最速ルートを考える(1)
日本一周ってどのくらいの日数が必要でしょう?!
もちろんですが答えはないですが、言われてみると気になりませんか?笑
最短で何日あれば回れるんだろうとか、ちゃんと観光すれば何ヶ月必要なんだろうとかとか。
実際に自分が大学2年の時に日本一周をした時は
28日
で回りました。
(沖縄には行っておらず、北海道・本州・四国・九州の海沿いを電車で一周した感じです。)
主に青春18切符と北海道&東日本パスを使用したので、ほぼ普通電車での日本一周です。(ほぼ各駅停車と言っても過言はない!)
快速が何本も走っているのは大都市近郊だけなので、少し離れるとすぐに各駅停車になります。ちなみですが、豊橋から岐阜まで各駅停車で行くと2時間かかります。
このスピード間を踏まえて、28日間が早いか遅いか?
と言われればかなり早いと思います!毎日のように6時間以上電車を乗り継いでは移動していましたからね…
もう少し時間があれば1日中観光する日ができたはず、とたまに思い出しては後悔しております。
そして何故今回最速ルートを考えようと思ったかと言うと
何となく気になったからです!笑
それだけではありません。
節約&時間捻出のために必死で考えたあの時の移動プランも、一周してからほぼ3年が経ってまだアップデートできる気がしたからです!
3年間いろいろ回る中で、フェリーの航路をいくつか知ることができました。ショートカットできるんじゃないかな?と思った訳ですね。
そういう訳で、今回最速ルートを考えるにあたっての条件を決めておきましょう。
○観光はしない
○使用できるのは下の条件を除いた公共交通機関のみ
・新幹線は青函トンネルのみ使用可
・特急と飛行機とタクシーは使用不可
要するに、普通電車・フェリーをふんだんに使用した日本一周です!
とは言っても「観光しない」というただ腰にダメージを与えるだけの狂気染みた旅行になりそうですが。
今回はここまでです!
次回1日目は名古屋駅からスタートします。
普通電車を1日乗り回すとどこまで行けるの?
日本の電車はどんな路線があるの?
このあたりに注目しながら読んで頂ければと思います〜
それでは乞うご期待!
第2話はこちらから↓↓