割り勘に使える暗算の教科書
居酒屋で食事をするときや、レンタカーでガソリンを入れるときなど、いろいろなところで割り勘をする機会がありますよね!
そこで毎回電卓を出して計算する人へ、たまには暗算をしてみよう!!というわけです。
そんな訳で、ここでは下の2つについての話をします!
- 速く割り算をする(例:1500÷6=250)
- 1の位や小数が出てしまう時に、払いやすいかつ答えに近い金額を出す(例:12345円を6人で割り勘→1人2100円)
(暗算に興味の無い人は、久しぶりにやる算数の授業だと思って聞いてください笑)
まずは1つ目、より早く・正確な割り算をする方法についてです。
例題:1500÷6はいくつでしょう。
ここで時間がかかってしまった人は、1500をちゃんと6で割ろうとしているのではないでしょうか。
6で割ってしまうのはあまりオススメしません。何故なら、頭の中で筆算をしてしまうからです。
15÷6は2余り3、30÷6は・・・のように。
では、別の方法を考えてみましょう。
6=3×2であることを利用すれば、1500÷6は1500÷3÷2と変形させることができますね!
あとは1500÷3と、その答えを2で割れば自然と答えが出ます。頭の中で筆算をしなくても計算できましたよね!(きっと)
約分をすると数字か小さくなって計算しやすくなるのと一緒です。
答えは…もちろん250ですよ!
1500÷6以外にも、お札だけで済むようなキリのいい金額のときなら使えます。
例題を挙げるとすれば…
「12000円のプレゼントを15人で割りするといくらになるでしょう!」
計算してみてください!笑
ちなみに話は変わりますが、5で割るときには良い方法かあります。
10で割って2倍する!です。
(言い方を変えれば、0を取って2倍です。)
例えば90÷5なら9×2で18です、いかがでしょうか?!
先ほど6を3×2に分解すると言いましたが、4も2×2に分解したりすると計算が楽になるがしれませんね。
次に、端数が出てしまう時の計算方法です。
これは1つ目の方法では計算できない場合が当てはまります。
例えば1700÷6のようにキリのいい数字だけど割り切れない時や、12960÷5のような10円が絡んでくる時ですね!
自分は割り勘のときに1円や10円を含めてしまうと面倒に感じるので、せめて100円単位で収めたいといつも思っています。
と言っても、この場合の計算はかなり大変そうです。1の位まで計算して答えを出してから、大体近い数字を出す…そんな割り算を暗算でできるのは、日々暗算している人くらいですよね〜
というわけで、今回の場合は割られる数を割りやすいように変えてしまいましょう!
例で出した12960÷5の場合は、13000÷5にします。そうすることで、あとは1つ目の方法に戻すことができます。
ここでは5で割る例を出しました。
でも5で割るときは大体100の位を5か0にしておけば簡単に近い答えを出すことができます。
14384なら14500みたいに。
12960÷7の場合はどうでしょう。
7で割る場合は、5の場合と違って簡単にはいかなさそうですかね??
そんなことはありません。いきなり答えを出さなくても、だんだん答えに近づけていけば良いのです。
自分の場合は、まず12960を14000にします。
そして次に14000から100×7=700を引いていけば、自然と近づいていきますね!
14000-700=13300とすれば、誤差は340となります。
もう少し近づけたいのであれば、さらに50×7=350を引けば12950となり誤差は10とすることもできます。この時は1人2000-100-50で1850です!
普通に頭の中で筆算をしながら割り算を考えるよりも少しは簡単に考えることができると思います!(多分)
もし端数が出てしまいそうな割り勘のときは
・割られる数を割りやすいように変える
・まずは大雑把に、だんだん近づけていく
こんな方法で計算をしてみましょう笑
この2つの方法さえあれば、大体の場面で暗算をすることができると思います!
割り勘の機会に遭遇したら是非お試しあれ。
以上、暗算のお話でした。
最後に言葉の説明ですが、「割られる数」というのは○÷△で言う○の数字のことを言います。
いつ習ったかと言えば、小学3年生です。
他にも「商」なんて言葉もありますね!忘れてないですか〜?