日本の秘境はここにあった!青ヶ島&八丈島5泊6日旅行〜前編〜
こんなことを思ったことはありませんか?
ちょっと面白いところに行ってみたい!
とか
秘境を味わってみたい!
そう思っている人への朗報です!
日本にもみなさんが知らないような秘境がいくつもあります。そして今回紹介する場所は、なんと東京都にあるんですね!
それは伊豆諸島のはるか南、その名も青ヶ島という場所です。
自分は今まで日本一周や島旅を通して様々な場所を見てきました。
そんなこともあって「おすすめの旅行先は?」と聞かれることが多々あるのですが、いつもこう答えています。
「青ヶ島がいいよ!」
「どこそれ??」となるのはお決まりの流れになるのですが、毎回同じやり取りを繰り返してでも言いたいですし、是非行って欲しい!!と思える島なのです。
自分が感じた「この島のスゴイところ」
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アクセスが大変
週4便ある八丈島からの船は就航率が年平均6,7割
1日1便あるヘリコプターは座席が少なく予約が難しい、そしてこれまた就航率は8,9割程度
→つまり、予定を立てても100%たどり着けません。
→いや、考え方を変えましょう。たどり着けるだけで素晴らしいことなのです!!!!
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昔の人がどうやってこの島に上陸したのか謎
崖で囲まれた青ヶ島の港は、崖にトンネルを通して出来ています。トンネルのない昔は、崖を登ったとしか考えられません。
- 日本一人口の少ない地方自治体
人口は約160人で、小中学生は合わせても10人くらいだったような気がします。
ちなみにここは「青ヶ島村」という地方自治体なので、小中学校以外に役場や交番もあります。スーパーもあります。
ということでここからは
- 青ヶ島上陸から脱出までの行程
- 事前準備
- 実際に見た景色
- 1泊2日が可能かどうか考える
の順でお送りします。
(上陸・脱出という言葉がぴったりなところが他の島と違うところになります!)
青ヶ島上陸から脱出までの行程は??
ざっくり挙げてみます。
- 1日目
名古屋から青春18切符で熱海へ立ち寄る
そのまま東京の竹芝桟橋へ
夜行の船で八丈島へ
- 2日目
朝に八丈島着、そのまま船を乗り換えて青ヶ島へ
レンタカーを借りて午後は観光、夜は星空を眺める
- 3日目
午前は観光、午後に八丈島へ脱出!この日は野宿・・・
青ヶ島の観光は1泊2日あれば大丈夫です!
また、脱出した後の八丈島では宿の予約をしませんでした。
それは後編でお話しするとして・・・
事前準備!
自分がこの旅行をするにあたって予約をしたものは以下の3つです。
- 八丈島までの交通手段往復分(行き:船 帰り:飛行機)の予約
- 宿の予約
- レンタカーの予約
○東京から八丈島まで
自分は夜行のフェリーと飛行機の両方を利用しました。今回は前編なのでフェリーのみの紹介ですが、飛行機を利用すれば羽田空港から八丈島空港へ1時間もしないうちに移動できます。かなりオススメです!
○八丈島から青ヶ島まで
八丈島⇔青ヶ島の船については予約は不要で、料金は2000円台です。
乗船券は、行き帰り共に乗船前の港で購入となります。
青ヶ島への船は座席があるわけじゃないので、予約というものが存在しないようですね!
また、青ヶ島へはヘリコプターでも行くことができます。
席数が少ないようで、噂によるとかなり争奪戦になると聞きます・・・
料金は1万2千円程で、時間は20分です。早い!
これで準備は大丈夫です。
あとは日頃の行いを改めて、天気が良くなることを祈りましょう。
実際にどんなところだったかをご紹介していきます!
スタートは東京の竹芝桟橋から始まります。
橘丸という船なのですが、かなり大きいです。その分かなりの人がいました。
夜の22時半に出港して約10時間半、八丈島に到着します。
その後すぐに乗り換えて約3時間半…青ヶ島の三宝港へ到着です!
周囲を崖に囲まれた青ヶ島です。来る人全てを追い返すと言わんばかりの崖の高さに、近くで見ると圧倒されます・・・
ちなみにですが、竹芝桟橋からここまで合わせて14時間の船移動です。18切符で名古屋から7時間程かかっていることも考えるとほぼ1日動きっぱなしでした。
移動方法はよーーーく考えましょう。
1番高い展望台へ入る道です。
この先は少々荒れていますが、ゴールにある展望台からの景色は最高でした!(次の写真です)
展望台には360°のオーシャンビューが待っています。
この景色はなかなか見れないです!!360°海です!!
天気が良ければ八丈島が見えます。逆を言えば、見えなかったときは海と空しか見えません。まさに「絶海の孤島」なのです。
右下の車はレンタカーです。
島内の移動は徒歩でも不可能ではないですが…アップダウンがきついので、車があると楽ですね。
特に、集落から離れるのはキツイかもです。
宿についてですが、島内にはいくつかあるのでご安心を!
1泊2日で3食付きだったような気がします。1日目夜と2日目朝、そして昼ごはんは島にある地熱窯で蒸して食べる用のお弁当をいただきました。
晩ごはんは名物の島寿司でした!
この他にも、キャンプ場があったりサウナ施設があったりします。
そしてこの島は、何と言っても綺麗な星空が一番の見どころです!
周囲に光の無い、遮る建物も無いこの島から見える星空は・・・本当にやばいです。
写真はありませんが、自分が行ったときはヘリポートで大の字になってずーーっと眺めていました。
青ヶ島脱出の3日目ですが、この日は台風が接近していて船が条件付き就航でした。
(一応船は出るけど青ヶ島には着けずに折り返す可能性があるよってことです。)
この日は無事に脱出できましたが、次の日は船が休みだったのでもしこの日に脱出できなかった場合は・・・+2泊でした笑
恐ろしいです。
1泊2日は可能なのか??
自分が青ヶ島に行ったときに偶然会ったご夫婦が1泊2日で青ヶ島に行くと言っていたのを思い出しました。確か都内からだったと思いますが・・・
名古屋からも可能なのかどうか考えてみました。
八丈島空港9:20発のヘリで青ヶ島へ行く場合は、羽田空港7:30発の飛行機に乗る必要があるようです。
しかし、公共交通機関を使って名古屋から羽田へ7時に到着することは不可能ですね。
八丈島底土港9;30発の船で青ヶ島へ行く場合は、自分が行ったときと同様に前日に竹芝桟橋から八丈島へフェリーで必要があります。
前日からの移動になりますが、21時あたりに品川まで行くことができればあとは浜松町駅から徒歩ですぐなので現実的かと思います。
帰りは青ヶ島ヘリポート9時45分発のヘリのなら余裕で名古屋へ帰ることができます。
船は帰りの時間が2パターンあるようなのですが、遅い日の場合は16時50分に底土港え到着します。八丈島空港へ移動しても、羽田行き最終の17時25分発には間に合わなそうです・・・
(ちなみに日曜日はあおがしま丸運休日のため、船での移動はできません。)
結論ですが、以下の行程なら1泊3日で青ヶ島旅行をすることが可能なようです。
行き:前日から移動して夜行のフェリーを利用
帰り:ヘリで午前中に青ヶ島を脱出
というわけで以上青ヶ島でした!!!
秘境を味わいたい、絶海の孤島を味わいたい人は是非行きましょう。
後編へ続く→日本の秘境はここにあった!青ヶ島&八丈島旅行〜後編〜